メルプWEB問診

メルプweb問診が実際の医療現場で幅広く支持されている理由のひとつは、充実のシステムにあります。従来の医療事務では、事務担当者やメディカルワーカーは患者さんに対応するたびにマンツーマンの問診を行い、それらのデータをいったん紙に記入し、それをまた電子カルテに入力し直す、というプロセスでした。 それほど規模の大きくないクリニックや病院でも1日あたりの来院者は数百人単位におよび、カルテへの入力件数もその分増えることになります。

電子カルテの入力業務は医療事務員だけでなく、看護師やドクターの担当業務であり、ほとんどの病院では診療時間外にその日の分の電子カルテを入力しています。これでは業務の効率化が出来ず、他の創造的な仕事に時間を回せない実態がありました。メルプweb問診を導入することにより問診のプロセスを簡素化し、患者さんが端末に直接入力した病気についての情報がダイレクトに電子カルテのほうに記録されますので、医療事務作業の大幅な短縮はもちろんのこと、カルテへの転記ミスなどのヒューマンエラーをなくすことにもつながります。メルプweb問診は現在、多くの電子カルテシステムと連携しており、都市部にかぎらず全国各地の医療機関において医療事務作業の簡略化および迅速化に貢献しています。

メルプweb問診では多言語対応を実現し、日本語や英語はもちろんのこと、中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語・タイ語・ロシア語・タガログ語・フランス語・ヒンディー語・モンゴル語・ネパール語・インドネシア語・ペルシャ語・ミャンマー語・広東語など17言語への変換および翻訳を可能にしています。医療機関として高いスキルをそなえていたとしても、スタッフの言語力が伴っていなければ幅広い国々の患者さんに対して充分な医療サービスを提供することができません。多言語対応といっても、ただ単に用語を直訳するのではなく、シチュエーションに応じた内容に訳すことも可能ですので、細かいニュアンスを反映することができます。

メルプweb問診の最大のメリットは、事務作業が劇的に短縮できることです。かつては事務員が手作業で行っていた患者さんの治療情報の転記を完全に自動化することができますので、その分のリソースをより高度な医療技術向上のために振り分けることが可能になります。特に、カルテや問診票の集計は非常に手間と時間がかかる作業であり、小規模なクリニックの場合は日々の医療事務だけで忙殺されてしまい、本当の意味で患者目線に立った医療が提供できないという現実があります。メルプweb問診を活用することによって煩雑な事務作業を簡略化し、医療サービスの効率化につなげることができます。

メルプweb問診を医療現場に導入する本当のメリットは、人的リソースの有効活用にあります。医療事務の簡略化というと、ただ単に現場の作業時間を短縮する、というニュアンスでとらえられるかもしれませんが、web問診システムの本質は別のところにあります。現在、日本国内の労働環境で最も疲弊していると言われているのが医療現場です。日本の医療現場は長引く高齢化の影響で患者の絶対数が継続的に増加しており、なおかつ、医療従事者の総数は減少傾向にあるため、現場にかかる負担は格段に増大しています。

規模が小さい医療機関ではドクターや看護師が連日深夜まで残業をしてようやく大量の医療事務をこなしている状況が続いており、地域によっては限界をすでに超えているとも言われています。メルプweb問診を導入すれば日々発生する医療事務の多くを自動化することができ、医療スタッフの負担を大幅に軽減するとともに、長時間労働などの問題を改善することにもつながります。またシステム導入費用が安く、電子カルテ業者とWEB問診業者の連携を待つ必要がなく、およそ15分で導入できることもメリットです。

開発元 株式会社flixy
販売元 株式会社インディペンデントインキュベータ
機能 問診表示カスタマイズ機能
お知らせ配信機能
問診集計機能
スタッフ問診追加
署名機能
緊急度表示
OCR(文字認識)機能
他システムとの提携の有無 Medicom(パナソニックヘルスケア。連携動画)
Hi-SEED(日立。連携動画)
Doctor-SEED i(日立)
HOPE/EGMAIN-GX(富士通)
Dynamics(ダイナミクス。連携動画)
MRN(EMシステムズ。連携動画)
Super Clinic / (ラボテック。連携動画)
MI・RA・Is(シーエスアイ。連携動画)
CLINICSカルテ(メドレー)
FC21ワープ(NTT東日本)
CLIUS(Donuts)
AI・CLINIC(アイネットシステムズ株式会社)
Brain Box(ユヤマ。連携動画)
クオリス(BML)
メディカルステーション(BML)
Clipla(クリニカル・プラットフォーム。連携動画)
デジカル(デジカル。連携動画)
OpenDolphin(LSC。連携動画)
カルテZERO(きりんカルテシステム。連携動画)
SimCLINIC T3α XLink package(島津製作所。連携動画)
モバカルネット(NTTエレクトロニクステクノ。連携動画)
NOAX(蓼科情報株式会社)
MEDIBASE(メディベース)
医歩(メディカルアイ。連携動画)
エフ・カルテット(株式会社ニューウェイブ)
費用

初期導入費用:

100,000円

月額費用:

15,000円

この製品のクチコミ

日々の医療事務作業が膨大になり、医療事務スタッフの負担も限界に近づいていたため、思いきってメルプweb問診を導入することにしました。作業の自動化にはある程度の不安もあったのですが、いざ実際にシステムを導入してみると問診時間が大幅に短縮されたばかりではなく、患者さんひとりひとりのデータを安全かつ確実に管理できるようになったため、ドクターはもちろんのこと、看護師や医療事務スタッフも以前よりも活き活きした表情で働けるようになりました。

入院施設も整っている大規模な中核病院です。私どものような大病院では1日あたりの来院者が数千人単位にもなり、医療事務の発生件数も膨大な量になるため、かなり早期からメルプweb問診の導入が検討されていました。システム導入前はスタッフへの周知徹底が不安視されていましたが、実際に導入されたところ基本的な使い方がわかりやすく、拡張機能もさほど複雑ではないため、新しく入ってきた医療スタッフもすぐに使い方を覚えられるようになりました。

メルプweb問診の大きな魅力は、多言語対応の充実度です。日本語や英語をはじめ、17言語以上の言葉に対応しているため、どのような国の方々が外来にいらしても安心して対応できるようになりました。翻訳機能も納得のクオリティで、直訳にありがちな無機質さはなく、母国語とほとんど変わらない自然さで言語を変更することが可能ですので、サービスの質を落とす心配もありませんでした。