Dr.TAP(ドクタータップ)

Dr.TAPは、医療機関のあらゆる情報を管理して、運営をサポートしてくれるシステムです。運営側と患者さんの情報の受け渡しのツールとして非常に使いやすく、操作性に優れ、電子カルテと連携することにより、1人1人の患者さんにあった医療の提供を可能にしてくれています。ダブレット型問診票というタッチデバイスならではの簡単な操作で、web問診の入力が可能になっています。したがって、紙ベースの問診を記入するタイプと比較しても、患者さんの問診入力もスムーズかつスピーディーになり、運営する側としても確実な情報を把握することができるようになるでしょう。また問診の内容も独自に作成することができますので、あらゆる診療科目にも対応することができ、より詳細な患者さんの症状を把握できるのが特徴になります。
さまざまなシステムと統合することにより、患者さんのあらゆるデータをまとめて管理でき、瞬時にデータを見ることができるので、業務の効率化にも貢献します。1人1人に合った素早く質の高い診療を施すことで、患者さんにストレスを感じさせることなくサービスを提供できるようになるでしょう。医師と患者さんの双方においてデータを一元化することで管理がしやすくなります。
Dr.TAPは、日医標準レセプトソフトオルカ(ORCA)を導入している医療機関であれば、簡単にデータを移植することが可能になります。日医標準レセプトソフトオルカ(ORCA)は、日本医師会が提供しているソフトです。日本医師会が主導になってIT化を推進化するために、安全に安心して情報を共有し、活用することができ、事務の効率化を図ることを目指しているシステムです。現在、日本においては17,000社以上の医療機関において導入・稼働の実績があり、導入コストもほぼ無償ということで、コストを抑えながら業務の効率化を図ることができるシステムということで導入されている医療機関も多く存在します。
そんな日医標準レセプトソフトオルカ(ORCA)を既に導入されている医療機関であれば、患者さんのデータの移行の必要なくDr.TAPを導入することができ、導入期間や導入コストを抑えることができることも特徴の1つとしてあげることが出来ると思います。通常の医療業務に支障がなく移行できるのは、運営側としても患者さん側からしてもストレスがないことは大きなメリットと言えるでしょう。
Dr.TAPは、web問診を7インチタブレットで運用するように開発されています。そのため、他と比較した際には、小型で携帯性に富んだシステムと言えるでしょう。また問診結果を電子カルテと連動させることにより、患者さんの問診内容の入力を省くことができるため、業務の効率化を図る場合にもたいへん効果的です。電子カルテへの入力を省けることで、患者さんと向き合える時間が長くなり、患者さんとのコミュニケーションをとることで信頼関係を築きやすくなると言えるでしょう。
また人体シューマを利用して、視覚的に患部を表示することができ、瞬時に患部を把握することができるようにもなります。併せて文字も追加することも可能で、カメラ機能でweb問診へデータを取り込むことも可能となっています。このように文字や人体図などで患者さんの患部の位置や状態を全てデータで保存することができ、修正や削除などの動作も随時更新できますので、タイムリーな患者さんの情報を即座に見ることができます。したがって患者さんに対して、迅速な診察を開始することができるでしょう。患者さん側としても事前に情報を医師に提供しておくことで、実際の診察時間を有効的に過ごすことに繋がっていくでしょう。
開発元 | 福島コンピューターシステム株式会社 |
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販売元 | 株式会社福島情報処理センター |
機能 | 電子カルテとの連携機能 シューマ機能 オリジナル問診機能 |
他システムとの提携の有無 | 日医標準レセプトソフトオルカ(ORCA) Dr.TAP受付管理システム Dr.TAP予防接種管理システム |
費用 |
初期導入費用: 別途お問い合わせ月額費用: 別途お問い合わせ |
この製品のクチコミ
webの問診票の内容をオリジナルで作成できるのが大変助かっています。受診の目的や診療科目の違いによる問診を、複数作成することが可能なのでそこが気に入っています。一般の診察の項目だけに限らず、検査や予防接種などの問診などにも活用でき、あらゆる業務においての効率化を図ることができ大変役立っています。また、患者さんが記入してくれた内容がそのまま自動で電子カルテに反映されるので、すぐに患者さんの情報を確認することができるのは、紙ベースのカルテとはスピードが全然違いますし、診療も効率的になりました。患者さんからも、病院で長い時間待たされる、というストレスから解放されたという声もあり評判もいいです。
web問診票にすることで、膨大にあったカルテの量が少なくなり管理する紙が減りますので、当院のスタッフのストレスも以前と比較して軽減され、個人情報のセキュリティー向上にも貢献してくれています。管理する場所が少なくてすむので助かります。紙ベースからweb問診に移行することで、診察時の記載ミスや伝達ミス、筆跡による理解ミスなどがなくなり、人的ミスが非常に少なくなったのはかなりメリットとなりました。そういう意味でかなりストレスフリーになったかなと思います。
もともと日医標準レセプトソフトオルカ(ORCA)を導入しており、問題なく運用することができています。Dr.TAPは、事前のweb問診をカスタマイズできるので、できるだけ患者さんが簡単に答えることができるような問診内容にし、高齢者の方にもわかりやすいような表示形式にしてからは評判も良いです。ある程度の患部の情報を収集しておくことで、診療時間を有効に使用することもできるようになったため、診療の質の向上と患者さんの満足度にも直結しているような気がします。