電子カルテシステム ER

とにかく見やすくわかりやすい!
他社のweb問診システムと比較した場合の電子カルテシステムERのメリットとしてはまず、画面のわかりやすさが挙げられます。実際のインターフェースを御覧いただいてもおわかりいただけると思いますが、電子カルテシステムERは従来式の紙カルテを2号分結合したデザインとなっており、医療業務を順調に遂行するうえで必要不可欠な情報を瞬時に把握できるよう配慮されています。画面のデザインがシンプルであるだけでなく、電子カルテシステムERではカルテの統合機能を採用しており、たとえば複数の看護師、ドクターが記入したカルテの情報がリアルタイムにメインのカルテに記録され、安全に管理される仕様となっています。医療現場において最も重要なのは患者さんひとりひとりの継続的なケアであり、断片的なデータを収集するだけでは質の良い医療的ケアを提供することはできません。電子カルテシステムERであれば日々の膨大なカルテ情報をストックしつつ、長期的な管理データとしても活用できますので、医療データとしての利便性が保障されています。数10人、数100人単位の医療スタッフによって患者さんのカルテ情報を共有することにより、医療現場で昨今問題となっているヒヤリハットの件数を減らすことができ、患者さんひとりひとりのQOLを減らすことにもつながります。
ヒヤリハットを減らせる充実機能
国内外の医療過誤の件数を比較した場合、日本国内で特に顕著になっているのがいわゆるヒヤリハットです。ヒヤリハットとは、それだけでは大きな事故につながらないものの積み重なると深刻な事故につながりかねないインシデントを指し、実際の医療現場でもしばしば問題とされています。ヒヤリハットが医療現場で発生しやすい箇所としては第一に、定期処方が挙げられます。同じ患者さんに長期間同じ薬を処方しているとどうしても医療のプロフェッショナルであっても心理的な油断が生じてしまい、薬の量や種類を誤って処方してしまいがちになります。服薬指導は医療的ケアのなかでも特に重要な要素であり、薬の種類を間違えれば当然、深刻な症状につながりかねませんし、処方量をたとえ1mg間違えただけでも重大なインシデントを引き起こしかねません。電子カルテシステムERには定期処方を継続的に管理してくれる機能が搭載されていますので、ヒヤリハットが起きがちな定期処方や服薬指導なども安全に行うことができます。データが劣化しない、というのも大きなメリットのひとつです。
一度電子的なデータとして記録すればデータが破損しないかぎりデータとして半永久的に保存されますので、紙のカルテのように保存場所や保管方法に困ることもなく、医療スタッフ全員がひとつの情報を共有することが可能になります。劣化しない、ということはあとからいつでも見返せる、ということですので、医療スタッフ同士の連絡ミス、などのヒヤリハットにつながりかねない要素をかぎりなくゼロに近づけることができます。その意味でも、電子カルテシステムERはweb問診のプラットフォームとして優秀であると言えるでしょう。
新人でも使いやすい!
新人が使いやすい、ということも電子カルテシステムERのメリットのひとつです。既存のweb問診システムは比較的操作が複雑なものも多く、熟練した医療スタッフでなければなかなか使いこなせない、ということも少なからずありました。しかしながら、電子カルテシステムERは患者さんはもちろん、現場の医療スタッフにとっても便利で使いやすいように設計されていますので、新入職でまだ業務に慣れていないスタッフでも短期間のうちに機能を把握し、正しく使いこなせるようになります。医療スタッフにとって使いやすいシステムはすなわち患者さんにとってもメリットの大きいシステムと言えますので、その意味でも電子カルテシステムERの果たした功績は少なくありません。開発元 | 株式会社ワイズマン |
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販売元 | 株式会社ワイズマン |
機能 | 諸記録テンプレート作成機能 カルテ統合・共有機能 患者さん分類評価の入力・参照 検査結果・診療経過・薬剤情報表示 カレンダー形式でのオーダー情報入力 定期処方の一括でのオーダー |
対応言語 | 日本語 |
他システムとの提携の有無 | 病棟看護支援システムER 画像管理システム 検診システム 透析システム タックリハビリシステム 検査システム 栄養管理システム 介護・福祉システム |
費用 |
初期導入費用: 別途お問い合わせ月額費用: 別途お問い合わせ |
この製品のクチコミ
小児科をメインとした病院で電子カルテシステムERを導入しました。これまでは紙のカルテを使用してきましたが、医療スタッフの入れ替えにともなってカルテの転記ミスなどが目立ってきたため、web問診システムの導入を決定しました。web問診システムは紙のカルテと比較して冷たい印象を与えてしまうのではと懸念していましたが、実際にはそのようなことはなく、むしろ余裕の時間が生まれたので病院全体もよりいっそう明るくなりました。
地域密着型のクリニックです。医療スタッフは10人程度と少なく、大学病院と比較すれば日々の業務量もさほど多くはありませんが、現場の負担を少しでも軽減するために思い切って電子カルテシステムERによるweb問診システムの導入を検討しました。まとまったカルテ情報を一元的に管理することができ、長期的に保管できるため、医療現場において最も減らすべきヒヤリハットのようなインシデントをなくすことにもつながっています。
医療スタッフ数100人規模の大病院で電子カルテシステムERを導入してみました。web問診システムの導入には比較的懸念材料もありましたが、実際にシステム導入に踏み切ってみると想像以上にメリットが大きく、利便性の高いシステムだったため業務の効率化につながりました。現場のスタッフの医療業務が効率化することで心理的なゆとりにもつながり、これまで以上に笑顔でケアを提供できるようになったと患者さんにも御好評をいただいています。