CLIUS

アプリ化することでユーザビリティを向上

CLIUSは日本国内でもめずらしい、無床型クリニック向けに開発されたweb問診システムとして知られています。他社のweb問診システムと比較した場合のCLIUSの特徴は、データと機能がアプリの形で格納されていることです。データと機能をアプリ構造として内包することにより、膨大な量の初期データをその都度リロードする必要がなくなるため、ソフトとしての起動時間を大幅に削減でき、ユーザビリティがさらに向上します。

ベースとなるプラットフォームは世界的にポピュラーであるUNIXを採用していますので、OSのパターンを問わず、あらゆるPCやタブレットにインストールして使用することができます。アプリ形式であれば常にアップデートが予定されているため、オンライン環境さえきちんと整っていれば随時最新の機能に更新し、現場において利用することができます。もちろん、基本的な機能も充実。個々の端末から入力された患者さんの情報は即座にメインとなるクラウドサーバーに蓄積され、ネットワーク上に接続されている端末でそれぞれ共有できるため、紙媒体で起こりがちな資料の紛失や劣化、保管コストの増加などをふせぐことが可能です。アプリとしての容量も充分に保障されていますので、一般的な医療現場で導入されているPC、タブレットであれば問題なくインストールすることが可能です。

多機能で利用価値のあるCLIUS

初期のweb問診システムではシンプルに業務の効率化のみを追求したものも少なくはありませんでした。したがって、確かに電子カルテとしては比較的優秀かもしれないけれどオプション機能については若干の不満がある、というシステムが量産された時期があったことも否めません。CLIUSでは従来のweb問診システムに対して指摘されてきたユーザビリティ等の課題を踏まえ、すべての医療スタッフにとって使いやすく、なおかつ専門的な機能をバランスよく搭載したプラットフォーム作りが目指され、アプリ化、という試みによってそれは実現してきました。無床型クリニックでは外来が日々の業務の中心となりますが、CLIUSではバイタルの効率的な管理や診療スケジュールの可視化など、外来業務において必要不可欠な機能が搭載されているため、紙媒体以上の安全性によって患者さんひとりひとりの情報の把握が可能になっています。

シンプルに考えても、誰にとっても使いやすい、ということはアプリにとって非常に大切な要素であり、多くの医療機関において支持される条件にもなっています。ユーザーインターフェースとしては特定の機能の利用に際して必要なステップ数、クリック数を最小限におさえているため現場での時間短縮にもなり、医療スタッフひとりひとりのストレスの軽減にもつながっています。ただ単にステップを簡略化するばかりでなくAIによる自動学習機能や単語登録機能など、業務の円滑な遂行にとって必須となる便利機能が多数搭載されており、使えば使うほどさらに頼れるパートナーになってくれるアプリと言えるでしょう。

進化を続けるweb問診システム

アプリとしての発展性がある、というのもCLIUSの大きな特徴のひとつです。CLIUSのベースはUNIXによって開発されており、一般的なアプリと同様、リリースされて以降も定期的なアップデートが行われ、現在進行形でよりいっそう便利なweb問診システムへと進化しつつあります。この点が他のweb問診システムと比較しても際立ったポイントであり、CLIUSが今後の医療現場において主軸を担っていくであろうとみられている根拠にもなっています。現場のニーズをダイレクトに反映しつつ、より完璧なweb問診システムとして変化を遂げていく、固定観念にとらわれない柔軟性こそがCLIUSのもつ最大の強みといえるのです。将来的なアップデート内容についてはCLIUSの公式ウェブサイト上で詳しく掲載されていますので、システム導入後もこまめにチェックなさってください。