耳鼻科におすすめの電子カルテ10選

近年、医療界においてもIT化が進み、電子カルテの普及率は増加する一方です。事務作業の軽減、患者さんの待ち時間の短縮、システム連携により情報共有ができることなど、たくさんのメリットがある中で、耳鼻科にとって最適な電子カルテとはどのような機能が備わったものでしょうか。開業後のスムーズな医療業務運営を目指して、それぞれの電子カルテの特徴と機能を把握しておきましょう。

シレノス

シレノス

製品の特徴

『Silenus(シレノス)』は耳鼻科に特化された電子カルテシステムです。変化が速い医療環境の中で、自社開発システムは現場のニーズに柔軟に対応できるという強みを持っています。

予約患者の管理から受付、診察、予約までをシステム上で一括管理をすることができます。 耳鼻科専用のレポートフォームを使用して報告書も作成でき、耳鼻科向けシェーマの利用も可能です。また聴力検査に対応したグラフバリエーションも豊富に備わっています

製品の概要

開発元 株式会社アストロステージ
販売元 株式会社アストロステージ
機能 予約患者管理
検査受付
報告書作成
シェーマ利用
グラフバリエーション
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

C-note

C-note

製品の特徴

診療記事記載システム『C-Note』は、検査の多い耳鼻科・眼科など、電子カルテのテンプレート機能だけでは不十分な診療科でのカルテ記載を容易にします。

紙カルテと電子カルテの利点を兼ね備え、専門外来カルテ様式などの各種書式と同様のカルテ記載ができるため、後で見やすいというメリットもあります。また、紙カルテのようなイメージで、検査データや画像データに自由自在に記入ができ、電子カルテにストレスを感じることなく使用できます。使い勝手のよさが、カルテ記載の時間短縮へと導くことができそうです。

さらに画像ファイリングシステムとの統合することで、数値データやスコア入力がスムーズに行えるなど、検査データを効率的に集約・管理することが可能です。

製品の特徴

開発元 株式会社ファインデックス
販売元 株式会社ファインデックス
機能 セット記載
スタンプ機能
入力パッド
手術管理
患者サマリ
記載歴表示
Claio(画僧ファイリングシステム)連携
イベント管理
カルテバック
カルテ印刷・検索・統計
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

診療所用電子カルテシステムMedicom-HRkV

Medicom-HRkV

製品の特徴

耳鼻科の診察はほとんどのケースで処置を伴うため、簡単に入力できることが電子カルテを選ぶ際の決め手となります。診療所用電子カルテシステム『Medicom-HRkV』は、その使いやすさと簡単操作で、診療所向けとして普及率の高さを誇っています。

所見や処方をセット登録しておくと、ワンクリックでスピーディーな電子カルテ入力ができる他、電子カルテからオンラインで外注検査依頼、検査結果のダウンロードも可能です。また院内ネットワークをつなげることで、依頼や結果のデータをやり取りすることもできます。

レセプト審査が厳しくなっている中、豊富なデータベースをもとにチェック機能も強化されています。簡単操作でレセプト病名の追加や登録漏れだけでなく、投与量・投与期間などのチェックまで可能で、正確なレセプト作成に貢献します。

「ステップアップソフト」(別売)を利用すれば、医事一体型電子カルテシステムに簡単にステップアップすることも可能で、医療事務業務を効率化が図れます。

製品の概要

開発元 PHCホールディングス株式会社
販売元 東京メディコム販売株式会社
機能 文書作成機能
システム連携
地域医療連携
ワンタッチセット登録(所見、処方、経過、検査依頼、傷病名、等)
チェック機能(病名、投与量。投与期間、年齢、併存病名、等)
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

HOPE Cloud Chart

HPOE-Cloud-Chart

製品の特徴

『HPOE Cloud Chart』は、セキュリティ対策が万全の富士通独自のデータセンターを利用し、電子カルテシステムパッケージ機能と、医療事務システムパッケージ機能をベースとしたクラウド型電子カルテシステムです。

データセンターサーバを利用すれば、電子カルテサーバや医事会計サーバの購入をする必要がなく、初期投資コストや維持費を抑えることができます。また、診療報酬改定、電子カルテサーバの管理といった作業はデータセンター側で行うため、病院での手間を低減することができます。

ネットワーク面では、IP-VANによる安心できる環境が整っているようです。障害やトラブル発生時には、サポートデスクが迅速に対応してくれます。診療データのバックアップ、災害時のデータの保管といったセキュリティ対策も万全です。

さらに、モバイル端末を利用することで、場所や時間にかかわりなく、情報を参照・反映することができます。また地域医療連携システムとの連携もスムーズで、施設間での情報共有も可能です。

広く利用されている電子カルテ・医事会計システムがベースとなっているため、分かりやすくシンプルな画面で、簡単に操作をすることができるようになっています。使う人の業務の負荷を軽減してくれる、人にやさしいシステムであることが魅力です。

製品概要

開発元 富士通株式会社
販売元 富士通株式会社
機能 ・電子カルテオーダリングシステム
基本システム:処方、検体検査、移動、予約、病名、指示簿指示、会計、放射線、病理検査、注射、処置、輸血、麻酔、電子カルテ、服薬指導、紹介状管理、診療レポート 他

・医事会計システム
基本システム:患者登録・外来会計・病名登録・収納処理・会計カード検索・入退院処理・入院会計・入院定期請求・提出データ作成・症状詳記登録・レセプト発行・レセプトチェック 他

オプション:福祉医療補償請求書発行・高額レセプト日計表・医療費控除・カルテ一括発行・オフィス連携・薬品管理システム・薬袋ラベル発行・自動錠剤分包機接続 他

対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

700万円から

月額費用:

32万円から

Medicom-HRV

Medicom-HRV

製品の特徴

医事一体型電子カルテシステム『Medicom-HRV』は、各種入力サポートや優れたチェック機能によって、簡単に入力作業を行えることが大きな魅力です。

頻繁に使用する所見や処方をセット登録すれば、ワンタッチ入力が可能になり、スピードアップと抜け漏れやミス減少へと導くことができます。

電子カルテ上に、「メディコムシート」という主訴・所見・病名薬などをテンプレート化した画面を作成することで、入力を選択式にすることができ、カルテ記入の工数を大幅に削減できます。特に耳鼻科では、花粉症・インフルエンザの流行期など、同じ症状の患者さんが多い時に活用できそうです。

また、スマホのように、画面を指で操作したり、液晶タッチモニターとペンを使って、シェーマに直接書き込むこともできます。デジカメやスキャナーの画像の取り込みや電子カルテの内容を各種文書への貼り付けることも、簡単な操作で行えます。

さらに、手元の電子カルテから検査センターにオンラインでの検査依頼をする、検査結果をダウンロードするなどのオンライン連携もスムーズです。データの集計、グラフ化、画像利用がワンタッチでできるのも電子カルテの強みともいえます。

製品の概要

開発元 PHCホールディングス株式会社
販売元 中央ビジコム株式会社
機能 メディコムシート(主訴・所見・病名・検査・薬などをテンプレート化した画面)機能
自動チェック機能(病名チェック・薬剤チェック・自動会計チェック・レセプトチェック・縦覧点検・電子点数票による回数チェック・保険証スキャン登録)
画面タッチ操作
音声入力
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

3,000,000~5,000,000万円

月額費用:

要問い合わせ

m-KARTE

m-KARTE

製品の特徴

『m-KARTE(エムカルテ)』は、操作性を向上させ、より簡単にカルテが作成できるように刷新されています。見やすい文字とシンプルな画面デザインで、使う人に優しいユーザーインターフェースとなっています。

レイアウトを調節することで様々なディスプレイに対応可能となり、過去のカルテや病名を見ながら今回分のカルテの入力もできます。

オプションのモバイルカルテ機能を利用すれば、クラウドのデータを利用しながら、時間や場所に関係なくワークスタイルに合わせて24時間体制の在宅医療を可能にすることができます。また、セキュリティ対策も配慮され、外部端末にデータを残さないなどの仕組みが整っています。

製品の概要

開発元 株式会社LSIメディエンス
販売元 株式会社LSIメディエンス
機能 過去カルテ検索機能
過去カルテの絞込表示
保存時の入力チェック
簡単入力ツール(所見、シェーマ、処置・処方などの診療行為、病名など)
症状・経過、処置・処方、病名などの簡単なセット入力
指示歴表示
書状作成
カルテ入力中の会計金額の確認
伝言メモ
添付文書PDF表示
適応病名チェックデータベース
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

SUPER CLINIC

SUPER CLINIC

製品の特徴

『SUPER CLINIC』は、医療現場の多様なニーズに対応し、強力にバックアップする、クリニック向けの電子カルテシステムです。患者さんの安心と安全性の確保を実現し、カルテ情報を請求データに自動変換するなど、ユーザー目線で開発された電子カルテは、機能性のよさや操作性が高く評価されています。

耳鼻科では、診察と処置がセットで行うことが多い特性から、手書きから電子カルテに移行することで、患者さんの待ち時間を大幅に短縮することができそうです。

長時間使用しても目に負担をかけないことや、テンプレートの使いやすさも評判のよいポイントとなっています。再来患者さんのカルテもボタン一つでコピーができるなど、入力が楽に行うことができる他、疾患に応じて、カルテセット機能を使うことで、所見、処方、処置などを事前登録でき、スピードアップを図ることができます。

製品の概要

開発元 株式会社ラボテック
販売元 株式会社ラボテック
機能 会計・レセプト管理
オプション(無線LAN、往診システム、リハビリカルテ、服薬指導)機能
外部連携(外注検査オーダー、院内検査、入力・参照支援、受付・会計支援など)
システムセキュリティとデータ保全
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

レセコン・電子カルテ一体型 Dynamics

Dynamics

製品の特徴

現場の診療を熟知した医師が開発したソフトである『Dynamics』は、使い勝手がよく、低コストでの導入が可能です。 厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」、「電子保存の三原則」にも対応しており、安心して使用できます。

受付から会計、レセプト出力までの一体型で、医師が診療しながら会計を確認することもできます。さらに診療支援ツールを利用すれば、経費削減にもつながります。 診療報酬改定時には、自社開発のレセコンエンジンで迅速に対応することができるのも特徴です。

患者さんのカルテは院内で管理されるため、漏洩、消失などの心配もなく、通信障害などで、会計計算や領収書発行などが停止してしまう心配もなくなります。さらに、院内にシステムがあることにより、日々の診療のカルテ操作を迅速に行うことができ、レセプト作成にも役立ちます。

全国のダイナミクスユーザーと交流・情報交換ができるのも魅力で、医師同士で活発な意見交換が行われているようです。

製品の概要

開発元 株式会社ダイナミクス
販売元 株式会社ダイナミクス
機能 処方チェック機能
血圧、検尿、血液検査の時系列グラフ表示
薬歴表示
受付機能
患者検索機能
病歴などの患者情報の記録
備忘録、サマリ記録
画像ファイリング機能
シェーマ画像記載
オージオグラム(聴力図)など、各科で有用な機能
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

352,000円(使用許諾料 220,000円+月額使用料 11,000円×12ヶ月)

月額費用:

11,000/月(2年目以降)

AI・CLINIC Vega

AI・CLINIC

製品の特徴

『AI・CLINIC』は、医事会計情報、オーダー、カルテ情報のデータの整合性が保たれた、完全一体型電子カルテシステムです。レセプト専用の端末(レセコン)も不要で、オーダーから診察、会計、レセプト業務まで行えるため、患者さんをお待たせしないことが大きな魅力となっています。

マニュアルなしでも使える簡単操作で、事前のマスタ登録をすることなく所見・オーダー・病名などをパターン化でき、スタンプ感覚で入力をすることができます。シンプルな画面構成のため、操作方法も短時間で習得できるようです。

製品の概要

開発元 アイネット・システムズ株式会社
販売元 アイネット・システムズ株式会社
機能 複数診療科、医師運用に対応
家族間のカルテ参照機能
継承されるクリニックに対応
豊富なチェック機能とレベル選択
完全一体化システム
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

要問い合わせ

月額費用:

要問い合わせ

ドクターシンプティ

ドクターシンプティ

製品の特徴

シンプル(simple)、かつ美しく(beauty)をコンセプトとした『ドクターシンプティ』 は、オリジナルの文書から紙カルテの電子化機能まで搭載された一体型電子カルテです。

画面展開やボタンなどを少なくすることで操作を最小限に抑え、不要な画面はユーザーごとに非表示にすることもできます。シンプルだけではなく、他のソフトと繋いだり、機能を追加しやすいなど、変化する時代の流れに柔軟に対応できるような設計になっており、ユーザーとともに進化する電子カルテです。

ボタンをクリックするだけで紙カルテの表示ができ、過去の紙カルテを画面で確認することもできます。電子カルテへの移行をスムーズに行うことができ、継承開業にも問題なく利用できそうです。

製品の概要

開発元 三栄メディシス株式会社
販売元 三栄メディシス株式会社
機能 カルテ入力(処方入力、患者情報入力、定期処方カルテ、予定カルテ、Do入力、入力時チェック、そのままセット、シェーマ機能、画面カスタマイズ)
紙カルテ電子化
受付画面(受付・来院登録、患者登録、会計、レセプト画面)
簡易画像ファイリング
検査結果閲覧
文書作成
オリジナル文書作成
予定機能
対応言語 日本語
費用

初期導入費用:

“3,000,000円
※買い替え費用も同じ金額”

月額費用:

35,000円(※保守費用)