在宅診療の電子カルテを徹底比較

電子カルテの導入促進から、普及率は4割りにとどまるようです。自宅や介護施設でのサポートする際に、診察や検査状況をリモートで入力し、即時に共有できる電子カルテの操作性や便性が求められています。
ただ、機器導入には、操作の慣れ、ニーズに合っているか、費用面など、メーカーによって異なるようです。
ここでは、在宅診療で電子カルテを採用する前に確認しておきたいメリットとデメリットについて、ご紹介します。
在宅診療とは?
通院が難しい高齢の方や、体が不自由な方が、医師をはじめとした各専門家の診察や検査を自宅で受けられます。通院や通所が困難な場合、健康管理を受けられます。
あらかじめ計画を立てて、定期的に患者さんの診療を行う訪問診療に加え、通院ができない患者さんから緊急の連絡があった場合でも駆け付けられる365日×24時間で往診する対応も求められます。患者さんの容体を観察して、場合によっては臨時で往診して、入院の手配などに関わる場合もあります。
在宅診療は、療養中に引き起こしてしまう病気の治療のみではなく、肺炎予防や、転倒による骨折や寝たきりにならないような対策、栄養管理などを行います。
定期的な経過診療や、急に容体が変化した場合でも、安心して療養生活をおれるように、継続的なサポートを行います。
在宅診療のメリット・デメリット
在宅診療を利用するにあたって、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのか見て行きたいと思います。
在宅診療のメリット
在宅診療は、自宅で生活しながら気兼ねなく医療が受けられるメリットがあります。
病院への往復の移動や、薬を処方してもらうために薬局へ行く際に、患者さんや介助するご家族の身体的な負担も軽減されます。
また、在宅療養支援診療所では、24時間365日、お医者さんや看護師さんが訪問してもらえる体制があります。
病院では、食事の面でも健康管理をサポートしてもらえますが、ある程度の規則があります。
在宅診療は、自宅での生活ですので、好きな時間に好きな物を食べたり、住み慣れた場所で自由な時間過ごすことができるので、普段通りの生活がおくれると言えます。
在宅診療のデメリット
その逆に、健康で容体が安定している場合は良いですが、緊急時間措置が病院とは異なります。
病院であれば、即時にかけつけてくれますが、自宅ではなかなかそうはいきません。
また、現在では持ち運びのよい医療機器もありますが、MRIなどの専門的な検査機器は病院でないと検査を受けることができません。
在宅診療では、定期的な診察を受けることはできますが、より専門的な治療や素早い処置を受けることは限界があります。かかりつけのお医者さんと専門スタッフの方と、健康状態、診療方法、緊急時の連絡方法など、事前に連携しやすい体制を整えておく必要があります。
尚、患者さんにとっては、自宅で療養を受けることができますが、介助するご家族の負担がかかってしまいます。さらに、単身の高齢者の方の場合は、ご自身の体調管理を完全に把握しておくことは限外があります。経過観察みながら、どのような医療サービスを受けるか選択が必要になります。
医師や専門スタッフの立場からすると、患者さん一人一人の診察や検査情報をタイムリーかつ正確に把握しておく必要がありますので、紙のカルテではなく、電子カルテでの情報共有が効果を発揮する可能性が高くなりそうです。
在宅診療の現場では、処置をしながら患者さんの容体を適切かつ素早く、データとして入力するケースが出てきます。その場合、操作性の良い端末が求められます。
操作性が良いとされるIPADですが、対応した電子カルテが具体的にどのような機器があるのか確認していきましょう。
在宅診療の電子カルテ6選
きりんカルテ
製品の特徴
こちらは、無床型のクリニックに特化したクラウド型の電子カルテシステムです。
クラウド型の電子カルテのシステム導入でネックとなる点は、導入費用とデータを外部のサーバーに保管することがあげられます。
ただ、きりんカルテは、初期費用や、月額費用が無料という点が大きなポイントです。
経済産業省と総務省のガイドラインにそってセキュリティと安全性を担保できるように対応しています。
導入コストをかけて上手く運用できるのか、カルテデータを外部に出してセキュリティは問題ないのか気にかかるところですが、初めて電子カルテシステムを採用する場合は、敷居が低くなる製品と言えそうです。
レセプトは有料の「日レセクラウド」を利用して用途によってオプションも追加出来るようになっています。これは、他社でも同様です。
この点では、ユーザーの不安の声に答えていると言えそうです。
電子カルテメーカーとしては業務初となるようですが、ガイドラインに対応して電子カルテの普及とサービス推進に力を入れています。
3省3ガイドライン対応 https://xirapha.jp/service/zero/guideline/
クラウドシステムは、日本マイクロソフト株式会社製「Microsoft Auzre」を利用してセキュリティ対策をとっています。
導入対象のユーザーは、無床のクリニックや診療所を対象としており、在宅医療で必要な機能を搭載しています。チャットボットのオンライン操作サポートも受けられるので、導入後のちょっとした質問も気兼ねなくサポートが受けられそうです。
製品概要
在宅診療に特化した電子カルテシステムなので、インターネットが接続できる環境であれば、入力と閲覧が可能です。
また、アプリとも連携していますので、スマートフォンからでも、電子カルテに簡単にアップロードできます。
来院する患者さんが予約するための「診察予約ZERO」とクリニックのスタッフがカルテの画像をアップロードして、患者さんの情報を登録する「カルテZERO」と連携しています。アプリから画像をアップロードすると「きりんカルテ」に登録できる仕組みです。
この辺りは院外と院内での情報共有の管理がしやすい仕組みが用意されています。
アプリから写真機能を機能させて、そのまま画像を登録できます。在宅診療の現場で簡単に扱えて、シェーマ画像に診察の様子をダイレクトに書き込みえる機能もあります。
クラウドシステムと連携しているので、クリニック内でのスピーディーな情報共有と情報の蓄積に一役を担っています。
開発元 | きりんカルテシステム株式会社 |
販売元 | きりんカルテシステム株式会社 |
機能 | ■往診スケジュールの簡単作成
・カレンダーを見ながら往診スケジュールの作成や変更 ・施設やエリアごとに患者さんの情報を登録 ・外出先から情報を検索して往診スケジュールを計画 ■あらかじめ診療予定を入力 ・診療予定の事前入力 ・処方箋の出力、印刷 ■月次の請求発行 ・患者さんごとに請求書をまとめて発行 ※「日レセクラウド」より出力 ■必要な帳票類を簡単作成 ・訪問看護指示書、など在宅医療に特化した帳票を簡単に作成 その他、多数の機能を搭載 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | 【初期費用】
・システム利用料 無料(初期費用、電子カルテ利用料) ・日レセクラウド初期設定費用 100,000円~ ※日レセクラウド導入サポート費用は別途見積 【月額費用】 ・システム利用料 無料 ・チャットサポート費用 無料 ・日レセクラウド 保守・サポート費用 ・保守、サポート料 23,000円~ |
モバカルネット
製品の特徴
在宅医療の医師が監修して、開発されたクラウド型電子カルテシステムです。
“モバイル”と“ネットワーク”が製品の由来となっていることもありますが、インターネットに接続すれば、いつでもどこでも必要な情報を参照して、入力することができます。
ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなどのマルチデバイス端末からアクセスできますので、スマートフォンでSNSを使用する感覚で、ケアマネージャー、看護師など、連携するスタッフ間でのコミュニケーションがとりやすい情報共有のツールとしての役割も機能として搭載しています。
また、クラウドシステムではありますが、災害時にインターネットが接続できない場合でも、カルテや過去の検査結果などを参照することもできます。
院内でも院外からでも、IPADなどのモバイル端末で定型文入力できるように、テンプレート機能を利用して、簡単にカルテの作成や情報共有ができます。
カルテや医事文書の作成や送信、情報共有、請求業務など在宅診療の業務をサポートしてくれる電子カルテシステムです。
導入時の費用や、月額費用はかかりますが、比較的リーズナブルな価格設定です。
製品概要
在宅医療でよく使用する、地図・ルート表示や医療法改正での情報のアップデート、現場で必要となる物品管理機能は、現場スタッフがよく使用する機能として搭載されています。
セキュリティの面では、IDパスワード機能にプラスして、NTTグループ独自の電子証明書を使用しています。機器認証で使用しているので、不正ログインやデータ改ざん防止対策がされています。
災害時にサーバーが甚大なダメージが生じた場合でも、国内複数拠点にデータのバックアップをとって体制を整えています。
開発元 | NTTエレクトロニクステクノ株式会社 |
販売元 | NTTエレクトロニクステクノ株式会社 |
機能 | ■カルテ入力支援機能
・テンプレート機能による簡単所見作成機能 ・検査の異常値の自動コピー ・定型文入力 ・診療セット(文言・算定内容) ・各種シェーマ機能 ・オフライン入力機能 ・病名チェック機能 ・定期処方・定期算定登録機能 ■グループウェア機能 ・モバカルチャットを使った院内情報共有 ・提携クリニック間でカルテ入力・閲覧が可能 ・制限ユーザーにてカルテ情報を制限付きで共有 ・強化型クリニックでの患者さんの完全共有 ■医事文書作成・管理機能 ・様々な文書の一括作成・出力機能 ・医事文書をカスタムして管理できる機能 ・60 種類の医事文書作成・管理機能 ・インターネットFAX 連携機能 ■スケジュール機能 ・ドラッグ& ドロップ操作で、 日・週・月単位のスケジュール管理が可能 ・月単位のスケジュールコピー機能 地図表示機能 ・Google マップアプリ連動機能 ・目的地の地図表示機能 ・患者一覧表示機能 ■レセコン連携 ・ORCAとの連携 ・ちゃオ!との連携 ■他職種との情報共有機能 ・モバカルリンクを通じた医事文書共有機能 ・サマリ情報閲覧機能 ・遠隔診療対応ビデオチャット機能 その他、多数の機能を搭載 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | ■初期費用(税別)
システム導入費用200,000円~ ■月額費用(税別) 50,000円 ※5ユーザー(ID)まで利用可(6ユーザー以降は、別途料金) |
メディコムSK
製品の特徴
医療のIT業界をけん引してきた会社の一つで、1972年に日本初の医事コンピューターを開発しました。2018年12月に発売した製品は、その後、機能追加してリニューアル販売され、診療所、病院、保険薬局などに導入されています。
全国120拠点でシェアを拡大して、電話サポートや緊急時のクラウド型で心配される障害発生時も、保守サポートが受けられるように体制を整えています。
医療現場で求められる操作とスピードに耐えられるように、30台同時接続に耐えられるように設計されています。画面遷移をシンプルに少ないクリック操作で、日々の業務にストレスを感じないように開発されています。
入力したカルテデータは、別売製品の医事コンピューターと連携してレセプトデータを確認できる仕組みも用意されています。
製品概要
IPADからの画像取り込みとカルテ情報の登録を、オフライン環境にも対応して、医師、看護師、相談員が連携して患者さんの情報を共有利用できます。
画像取込や電子カルテへの登録を効率的に行えるように画面設計から入力機能もサポートされています。在宅診療の現場でも柔軟に対応できる製品です。
開発元 | PHC株式会社 |
販売元 | PHC株式会社 |
機能 | ■カルテへの直接入力をサポート
過去カルテから実行したい項目をクリックして、簡単に項目へ反映。 ■あらかじめ用意された定型文と組合わせ入力 在宅診療でよく使う定型文から参照して、任意で直接入力した情報と組合わせて登録。 ■目視確認しやすい画面表示設定 操作性をサポートするために、入力画面で色や文字の大きさを右クリック操作で入力操作を阻害しないような画面設計。 ■検査オーダーポップ画面からダイレクト入力 検査や処置の項目がツリー階層化されていて、クリック操作で簡単に情報入力が完結。 ■出先から処方箋を簡単発行 一度電子カルテに登録した情報は、訪問先でもダイレクトにモバイルプリンターから発行が可能。 ■過去のカルテを確認しやすい表示 左側にカルテ記事、右側にオーダー記事を並べて表示。編集時はSOAPを選択して入力可能。 ■端末を閉じても残る入力情報 検査、処置中に画面を閉じても、途中の入力情報は削除。情報を保持してデータ保存中にネットワークが切断されても、再接続時に自動保存が可能。その他、多数の機能を搭載。 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | 要問い合わせ |
CLIUS
製品の特徴
各種事務の管理システムや、動画コミュニティアプリなどの関連サービスを手掛ける会社が開発しています。電子カルテの入力をアプリの操作感覚で対応できるように、画面設計を工夫している製品です。
AI(人工知能)を取り入れて入力情報から病名を自動学習できます。入力作業の補助や、作業を簡略化できる仕組みが用意されています。
使えば使うほど、入力の精度が高まっていくような仕組みなので、カルテの入力効率の向上につながります。診療や検査の所見や、投薬を組み合わせて、自分が使いやすいように素早く入力できるようにカスタマイズも可能です。
また、日本医師会の基準したサーバーを使用しているので、セキュリティの面も安定しています。きりんカルテ同様に、3省3ガイドラインに準拠している点も特徴の一つです。
在宅診療の現場では、スピードや安全性が求められるシーンが数多くありますので、どのような使い方が好まれるのかを考えている点が、信頼をよせられる製品と言えます。
製品概要
一つ一つの操作を簡略化させるため、クリック操作をどのように減らせるかを考えて開発されています。
世界でよく使われているUNIXというプラットフォームを使ってOSに依存せずに使用できる点がポイントです。アプリを使用する感覚で扱えるので、操作性がよく、データの読み込みや起動時間を短縮させる仕組みがあります。
開発元 | 株式会社Donuts |
販売元 | 株式会社Donuts |
機能 | ■日医標準レセプトのORCAと連携
日本医師会標準?クラウド ORCAとの連携。 ■検体検査との連携 検査オーダーからラベル印刷、結果表示まで一連の流れを自動化。 検査結果を自動で取り込んでグラフを自動作成。 ■過去カルテの閲覧 過去の所見をすぐに確認して、そのままセット可能。 ■検査オーダーのランキング表示 よく使う検索結果は自動学習して上位にランキング表示可能 ■セット登録/病名サジェスト表示 SOAP欄とオーダーの?両方をセットして組み合わせ登録可能。 医薬品から病名を判断して病名の入力漏れを防止するサジェスト機能搭載。 ■バイタル表示/ファイル管理 バイタルを時系列管理。患者ごとに一覧表示してファイルを管理し添付も可能。 ■WEBとアプリ併用 Windows、MAC、MAC専用アプリどちらでも使用可能。 その他、多数の機能を搭載。 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | ■初期費用(税別) 200,000円? ※保守・更新費用無し
■月額費用(税別) 12,000円` ※6ユーザー以降は別途料金 ■追加オプション 200円/月 ■連携費用 1連携追加 外2,000円/月(検体検査・検査機器・その他) ■サポート利用用 無料(時間外は追加費用) |
セコムOWEL
製品の特徴
在宅診療用は機能が充実している反面、操作しにくいものもありますが、シンプルな画面設計でパソコンが不慣れな方でも直観的に使える製品です。
警備保障で有名なSECOMが全額出資しています。個人情報管理が気になるところですが、データはSECOMのデータセンターに保管されていますので、セキュリティ面は信頼がおける点があります。
製品概要
操作がわかならい箇所は、ヘルプガイドや動画マニュアルが用意されているので、万が一操作に行き詰った場合でも、直観的に操作を進められる点がポイントです。
WindowsOS・MacOSなどのクライアントパソコンや、IPAD、Androidなどのタブレットにも対応しているので、インターネットで利用できる場所であれば、すぐに入力や情報共有ができますし、帰ってから入力した情報をパソコンですぐに確認できます。
大がかりな専用サーバー、専用の電子カルテ端末、保守費用なども不要なので、システムの維持管理のわずらわしさから解放される仕組みです。
クラウドシステムならではの対応ですが、最新の診療報酬改定による更新不要は、システムが勝手に行ってくれるので、定期的な機器の更新作業なども不要です。
開発元 | セコム医療システム株式会社 |
販売元 | セコム医療システム株式会社 |
機能 | ■在宅医療向けの充実した機能
・往訪スケジュールを簡単に作成 ・月まとめの介護費用の請求管理 ・施設単位の請求書発行 ・在宅医療で必須の医療文書作成 ※訪問介護指示書、介護主治医意見書など ■現場の必要な文書が充実 ・カルテから患者情報をすぐに転記 ・過去文書を利用して新規文書をすぐに作成 ・診療情報提供書も各種使用可能 ■不足しているカルテ情報、やり残しのタスク管理機能も搭載 ・医薬品に適切な病名チェック ・承認待ちの内容確認 ■出先から連携先(病院・薬局など)へFAXでの処方箋送信 ・在宅診療の現場から、薬局に処方箋を事前にFAX送信可能 ・連携医院へ診療情報提供書を送信して情報共有が可能 その他多数の機能搭載 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | 要問合せ |
homis
製品の特徴
在宅医療専門のクリニックである“医療法人社団悠翔会”の医師チームとともに開発している製品です。
製患者さんの情報を関係スタッフが、煩雑な業務を改善するような仕組みが考えられていて、即状況を確認できるように設計されています。
特質する点は、一人の患者さんの情報を関係するクリニックのスタッフ間で共有しやすい点です。複数の関係する診療所のスタッフで、システム内での権限を自在に設定できる仕組みがあるので、様々な医療関係者と連携と共有が柔軟に行えます。
介護保険請求まで医療と一体で請求できますので、定期的な診療で訪問したときに、自動算定できます。操作性や連動性に重きをおいている点があげられます。
また、診療報酬の中でも、機能強化型在宅支援診療という項目がありますが、当直診療に対応しています。在宅診療を行っている診療所とネットワークで結ばれていて、共同で当直に当たれるような仕組みが用意されています。
製品概要
日本医師会ORCA管理機構が提供する「日医標準レセプトソフトORCA」と連携しいます。
ORCAを既に使い慣れていない方でも、利用できるようにORCAの機能がシステムに取り込まれています。
クラウド型の電子カルテシステムは、システム障害や有事の際に備えるために定期的なバックアップが求められますが、定期的にカルテ自体のデータ保管をPDFで表示が可能です。
日々修正されたカルテのバックアップをとり、日本国内で保管してバックアップをとっています。
また、医療関係者間で指示を出して連携がとれるような書類作成が可能です。膨大に発生する書類作成のストレスを緩和するための措置が取られています。
医師が作成したカルテを引用作成できるようにしています。書類作成までの一連のフローを簡素化して効率化を促せるような仕組みが用意されています。
開発元 | 株式会社ヒューマンライフ・マネジメント |
販売元 | 株式会社ヒューマンライフ・マネジメント |
機能 | ■過去のカルテ情報、処方内容を引用して作成
定期処方や次回の検査内容を備忘録として確認可能。過去のカルテや処方内容を引用して文書を作成。患者との対話や診療に集中できるように機能構成を用意。 ■複数のカルテを同時編集 複数のカルテ情報を同時に表示と編集。患者のカルテ画面を開閉する作業を簡素化。 ■文書作成の必要情報を自動引用 診療情報提供書、居宅療養管理指導書など大量の書類を発行するため、書類作成をカルテの内容から自動引用する機能を搭載。 ■介護保険の算定にも対応 医療と介護の算定や、保険請求をワンストップで可能。患者負の請求から診療明細書の発行可能。バックオフィス業務を支援する機能も搭載。 ■リアルタイムな情報共有 健康管理、食事・処方薬の情報など、医療従事者間で、情報共有や、経過観察を把握して管理。 ■進捗管理機能 在宅診療時の担当医の決定、保険情報、薬局設定の選定をどのようにするか管理が可能。 検査項目の漏れや準備の遅れ管理して担当の割り振りも可能。 |
対応言語 | 日本語 |
費用 | ■初期費用 「日医標準レセプトソフトORCA」サーバ構築費 2万円
■月額費用 居宅患者500円/人 他 その他詳細は、要問合せ |